【世界の絶景】橋のある美しい風景23選!【いくつ知ってる?】

一生に一度は行ってみたい!橋のある美しい風景、選りすぐりの23箇所をご紹介。

ゴールデンブリッジ(ベトナム)

ゴールデンブリッジ(ベトナム語: Cầu Vàng)は、ベトナムのダナン市近くにある150メートルの歩行者用橋です。この橋は、ケーブルカー駅と庭園を結び、急な斜面を避けるために設計されており、景観を楽しむ観光名所としても知られています。ゴールデンブリッジは、バーナヒルズリゾート内に位置しており、その独創的なデザインで世界的に有名です。金色の歩道は、ダナンの街並みや海を一望できる場所にあります。

ミヨー高架橋(フランス)

ミヨー高架橋(フランス語: Viaduc de Millau、英語: Millau Viaduct)は、フランスの南部、アヴェロン県の主要都市ミヨー近郊のタルン川渓谷に架かる道路専用の斜張橋です。この橋は世界一高い橋として知られており、主塔の高さがエッフェル塔や東京タワーよりも高い343メートルに達します。2004年12月14日に式典が行われ、12月16日に開通しました。ミヨー橋はフランス中央山塊南東部にある石灰岩の高原地帯を横断し、パリからフランス南西部、更にスペインへ向かう道路を効率的に結ぶ役割を果たしています。この美しい橋は観光名所としても人気で、毎年多くの訪問者が訪れています。タルン渓谷から約270メートルの高さにあるミヨー橋は、雲海の上に架かった姿が美しいことでも知られています。

ヴェッキオ橋(イタリア)

ヴェッキオ橋(またはポンテ・ヴェッキオ)は、イタリアのフィレンツェを流れるアルノ川に架かる中世の橋です。最初はローマ時代に架けられましたが、数度の洪水で流され、現在の橋は1345年に再建されたものです。この橋は「古い橋」を意味するイタリア語で、フィレンツェ最古の橋として知られています。第二次世界大戦で破壊されなかったフィレンツェ唯一の橋でもあります。橋の上には宝飾店が並んでおり、フィレンツェの代表的な観光スポットの一つとなっています。

プエンテ・ヌエボ(スペイン)

「プエンテ・ヌエボ」は、スペインのアンダルシア州マラガ県ロンダにある橋で、ロンダの旧市街と新市街を結ぶものです。その名前は「新しい橋」を意味し、ロンダの町を象徴する存在となっています。この橋はグアダレビン川が侵食したロンダ峡谷の上に架けられており、高さは98メートル、長さは66メートルです。内部には部屋が設けられており、入ることも可能です。

永慶坊(中国)

永慶坊(Yongqing Fang)は、中国の広州市荔灣区に位置する美しい歴史的な街区です。永慶坊は、嶺南建築の特徴的なスタイルを持ち、青磚と緑瓦で装飾されています。この場所に足を踏み入れると、まるで時を超えて繁華な古い広州に戻ったような気分になります。狭い路地を歩くと、歴史の重みを感じ、まるで古い広州の物語が耳元でささやいているかのようです。永慶坊は、観光、文化、エンターテインメント、交流などの機能を結集した場所で、中国の国内4A級の観光スポットとして認定されています。ここは人文古建築、伝統的な芸術、国際的なレジャー、ファッションの流行が融合した、広州の中心に位置する歴史的な文化街区です。永慶坊の一期エリアでは、特色ある民宿、文化体験店、個性的な飲食店、クリエイティブオフィス、文化芸術のパフォーマンススペースなどが営業しています。また、二期エリアでは、老舗の店舗が並ぶ通り、西関風情の体験エリア、水辺のレジャーと飲食エリア、複合型の文化展示センター、没入型の文化体験エリア、オフィスと生活エリアなどが計画されており、新しい生活と歴史的な文化が融合したユニークな雰囲気を作り出しています。

ポン・デュ・ガール(フランス)

ポン・デュ・ガール(仏: Pont du Gard)は、フランス南部・ガール県のガルドン川に架かる古代ローマ時代の水道橋です。紀元50年ごろに建設され、ローマ帝国の植民地であったユゼスから現在のニームへ水を運ぶための水路の途中にあります。この水道橋は、古代ローマ時代の水道橋の中で最も高く、最も保存状態の良い橋のひとつとして、1985年にユネスコの世界遺産に登録されました。全長275メートル、高さ49メートルの巨大な建造物で、その類まれな保存状態と歴史的重要性から注目されています。

タワーブリッジ(イギリス)

タワーブリッジ(英語: Tower Bridge)は、イギリスのロンドン市内を流れるテムズ川に架かる跳開橋です。1886年に着工し、1894年に完成しました。この美しい橋は、ロンドンの観光名所の一つとされています。中世のお城のような塔を持ち、テムズ川の景観とともにロンドンの象徴的な一部です。タワーブリッジは、ゴシック様式の主塔を持ち、展望通路や歴史博物館がある内部も訪れる価値があります。この橋は、ロンドン塔に由来する名前ですが、ロンドン橋とは別物であることに注意してください。

カレル橋(チェコ)

カレル橋(チェコ語: Karlův most)は、チェコ共和国の首都プラハを流れるヴルタヴァ川に架かるゴシック様式の橋で、旧市街とプラハ城を結びます。神聖ローマ皇帝カール4世(ボヘミア王カレル1世でもあった)の治世下、1357年に建設が始まり、1402年に完成しました。建築家ペトル・パルレーの設計によるこの橋は、1841年までプラハ旧市街とその周囲をつなぐ唯一の橋でした。また、西欧と東欧の交易ルートとしてプラハが重要な地位を占めるようになりました。カレル橋は全長約515.7メートル、幅約9.5メートルで、15のアーチの上に砂岩の切石の橋桁が渡されています。橋を守るために3つの橋塔が建てられており、特に旧市街側の橋塔はゴシック様式の建築として名高いです。欄干には15体ずつ、合計30体の彫刻が並んでおり、多くはバロック様式です。

エーレスンド橋(デンマーク&スウェーデン)

エーレスンド橋(デンマーク語: Øresundsbron、スウェーデン語: Öresundsförbindelsens)は、デンマークとスウェーデンの間のエーレスンド海峡を横断する鉄道道路併用橋および海底トンネルです。この連絡橋は、デンマークのシェラン島(首都コペンハーゲンがある)とスウェーデン南部のスコーネ地方(主要都市はマルメ)を結び、全長約16キロメートルに及びます。北欧最大の広域都市圏であるエーレスンド地域の通路として重要な役割を果たしています。エーレスンド橋は、1995年に建設が始まり、2000年7月1日に開通しました。この橋は世界でも最長クラスの鉄道と道路の横断距離を持ち、海峡の真ん中には人工島ペベルホルム島があり、アマー島からペベルホルム島までは海底トンネル、ペベルホルム島からスカンディナヴィア半島までは橋が通っています。エーレスンド橋は、スウェーデンとデンマークを結ぶ重要な交通インフラであり、美しい景観を楽しむ観光名所でもあります。

自由橋(ハンガリー)

自由橋、リバティ橋(ハンガリー語: Szabadság híd)は、ハンガリーのブダペストにあるドナウ川を横断する橋で、ブダ地区とペシュト地区を結んでいます。もともとはオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世にちなんで名付けられました。この美しい橋は以下の特徴を持っています。長さ: 333.6メートル、幅: 20.1メートル。4つの橋脚の上には、古代ハンガリー神話のハヤブサのような鳥の銅像が飾られています。自由橋はブダペストのランドマークであり、観光名所として訪れる人々を魅了しています。ゲッレールト広場からゲッレールト山へと続く美しい景観を楽しむことができます。

悪魔の橋(ドイツ)

悪魔の橋、ラコツ橋(ドイツ語: Rakotzbrücke)は、ドイツとポーランドの国境近くにある街「Kromlau(クロムロー)」に位置する幻想的な橋です。この美しい橋は、円形模様が水面に映り、まるで鏡のように美しい光景を作り出します。この幻想的な橋は、夏の花が満開になる時期がベストシーズンです。ラコツ橋の異常な美しさを写真に収めるため、多くの観光客が訪れています。朝から夜にかけて変化する悪魔の表情を観察するのも楽しいでしょう。※実際に橋を渡ることはできません。

ゴールデンゲートブリッジ(アメリカ)

ゴールデン・ゲート・ブリッジ(英語: Golden Gate Bridge)は、アメリカ西海岸のサンフランシスコ湾と太平洋を接続するゴールデンゲート海峡に架かる吊橋です¹。この美しい橋は、主塔の間の長さが1,280メートル、全長が2,737メートルで、主塔の高さは水面から227メートルです。橋の建設は1933年に始まり、1937年に完成しました。ゴールデン・ゲート・ブリッジは、サンフランシスコのシンボルとして知られ、世界一美しい橋と称されています。そのオレンジ色の鮮やかな外観と、太平洋に面した壮大な景観が観光客を魅了しています。

ため息橋(イタリア)

ため息橋(イタリア語: Ponte dei Sospiri)は、ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿と古い牢獄を結ぶ美しい白い大理石の橋です。この名前は、囚人たちが最後に外の景色を見て、この世に別れを惜しんで溜め息をついたという伝説に由来しています。実際には、この橋は16世紀にドゥカーレ宮殿から運河で隔たれた対岸の牢獄へ行くために架けられました。また、地元の言い伝えによれば、ため息橋の下で日没時にゴンドラに乗ってキスをすると永遠の愛が約束されるとされています。ロマンティックな雰囲気で、カップルに人気のスポットとなっています。

スタリ・モスト(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

スタリ・モスト、モスタル橋(ボスニア語: Stari Most)は、ボスニア・ヘルツェゴビナの都市モスタルにある16世紀の橋で、市内を分けているネレトヴァ川に架かっています。この美しい橋は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中の1993年にクロアチア系のカトリック民兵によって破壊されましたが、その後復興計画が持ち上がり、2004年に復興工事が完了しました。2005年にはボスニア・ヘルツェゴビナ初のユネスコ世界遺産に登録されました。スタリ・モストは中心部が湾曲した橋で、全幅4.49メートル、全長30メートル、川面からの高さは24メートルです。この橋には要塞化された塔が2つ備えられており、北東にあるのがヘレビヤ塔、南西がタラ塔です。アーチは地元の石で組まれており、その内弧面の歪みが特徴です。

アレクサンドル3世橋(フランス)

アレクサンドル3世橋(仏: Pont Alexandre III)は、フランスのパリにある美しい橋で、セーヌ川を横断しています。この橋は、ロシア皇帝アレクサンドル3世とフランス共和国大統領サディ・カルノーの友好を象徴し、1900年のパリ万国博覧会に合わせて建設されました。形式: アーチ橋、材料: 鋼鉄、全長: 115メートル、幅: 40メートル。この橋は、アール・ヌーヴォーの街灯や彫刻、女神像などの華麗な装飾で有名です。両端には石造りのトンネルがあり、セーヌ川を一跨ぎしています。アレクサンドル3世橋は、パリのシンボルとして観光客を魅了しています。

ブルックリン橋(アメリカ)

ブルックリン橋、ブルックリンブリッジ(英語: Brooklyn Bridge)は、アメリカ合衆国のニューヨーク市をイースト川で結ぶ、驚異的な工学技術の結晶です。この吊り橋は、世界初の鋼鉄ワイヤーを使用したものであり、現在でもニューヨークの象徴的なランドマークの一つとしてそびえ立っています。全長: 1,834メートル、中央径間: 486メートル、開通日: 1883年5月24日、通行量(2008年): 123,781台/日。ブルックリン橋は、ゴシック風のデザインともあいまって観光名所となっており、休日にはランニングする人々が橋の上を走っている姿を見ることができます。マンハッタンからイースト川下流にかかる3本の吊り橋の順序は、下流(南)から「BMW」(Brooklyn, Manhattan, Williamsburg)と記憶すると覚えやすいですね。

悪魔の橋(イタリア)

悪魔の橋(イタリア語: Ponte della Maddalena)は、トスカーナ州ルッカ北部の山間部にある巨大な石橋です。この橋は中世の伝説に由来しており、その美しさと歴史的な背景から観光名所となっています。建設開始: 11世紀、正式名: マッダレーナ橋(15世紀に近くの礼拝堂から名付けられた)。伝説によれば、橋作りの棟梁が期日までに橋を完成させられず、悪魔と「橋を完成させる代わりに、最初に橋を渡る人間の魂をもらう」という約束をしてしまったと言われています。橋は翌朝には完成していましたが、恐れた棟梁は犬を渡らせて窮地を脱したと伝えられています。この非対称で美しい橋は、ルネサンス期の作家ボッカチオの名作「デカメロン」にもインスピレーションを与えた場所です。橋の上を歩いて、その圧倒的な景観を堪能してみてください。高所恐怖症の方は注意してくださいね。

ヴァスコ・ダ・ガマ橋(ポルトガル)

ヴァスコ・ダ・ガマ橋(ポルトガル語: Ponte Vasco da Gama)は、ポルトガルのテージョ川河口(三角江)部に架けられた斜張橋です。リスボン近郊のサカヴェン(Sacavém)とモンチジョ(Montijo)を結び、全長17.2キロメートルあります。1998年3月29日に開通し、航海者ヴァスコ・ダ・ガマのインド到達500周年を記念して名付けられました。上り方向(モンチジョからサカヴェンへ)のみ通行料2.2ユーロが課されています。

チェナブ橋(インド)

チェナブ橋(英語: Chenab Bridge)は、インドのジャンムー・カシミール連邦直轄領に建設中の鉄道橋で、世界一の高さを誇ります。この橋は、シェナブ川(Chenab River)上に架けられ、その高さは359メートルに達します。現在、世界で最も高い鉄道橋となる予定です。形式: 上路式アーチ橋、全長: 1,315メートル、最大支間長: 467メートル。チェナブ橋は、ジャンムー・バラムラ線の一部として建設されており、ジャンムーとカシミール渓谷を約6時間半で接続することが期待されています。完成後は観光地として整備され、スポーツイベントなども開催される予定です。

アラヴェルディ・ハーン橋(イラン)

アラヴェルディ・ハーン橋(Alaverdi Khan Bridge)は、イランのエスファハーン(Isfahan)にある観光名所の一つです。この美しい橋はザーヤンデルード川に架かっており、その全長はなんと297.76メートル(976.9フィート)に及びます。この橋はサファヴィー様式の建築橋として知られており、1599年から1602年にかけて、グルジア系の司令官アッラーヴェルディ・ハーン(Allahverdi Khan)によって完成されました。アッラーヴェルディ・ハーンはアッバース1世の都市計画に基づいてこの橋を建設し、その美しさと技術的な優れた設計が称賛されています。橋の上からは素晴らしい景色が広がり、イスファハーンの歴史的な風景を楽しむことができます。アラヴェルディ・ハーン橋は、イランの古都エスファハーンを訪れる際にぜひ見学したいスポットの一つです。

リアルト橋(イタリア)

ヴェネツィアのリアルト橋(Ponte di Rialto)は、カナル・グランデに架かる4つの橋のうちの一つで、その美しさと歴史的な重要性から多くの観光客が訪れる名所です。建設年: 1588年から1591年、設計者: アントニオ・ダ・ポンテ、構造: 石造のアーチ橋、全長: 22.90メートル、幅: 7.32メートル、最大支間長: 28.80メートル。リアルト橋は、ヴェネツィアのカナル・グランデに架かる4つの橋の一つで、「白い巨象」とも呼ばれています。この名前は、橋の大きさと白い外観に由来しています。ヴェネツィアでは、この周辺が海抜が比較的高く洪水の被害も少ないため、最も早く集落ができ、商業の中心地となりました。初めは木製の跳ね橋で、「富の橋」と呼ばれていましたが、崩壊や火災の問題から石造りに変えられました。アントニオ・ダ・ポンテの案により、単一アーチの石造りの太鼓橋として完成しました。橋の上にはアーケードがあり、商店が並んでいます。また、カナル・グランデを見渡す欄干と花瓶型の手摺が特徴的です。

サンタンジェロ橋(イタリア)

サンタンジェロ橋(Santa Maria degli Angeli e dei Martiri)は、ローマのテヴェレ川にかかる美しい橋です。この橋は、サンタンジェロ城(Castel Sant’Angelo)に続いており、その名前も城と関連しています。サンタンジェロ城は円筒形をした城塞で、ローマのバチカン近くに位置しています。晴れた日に遠くから見ると、チョコレートクリームでデコレートされたケーキのようにも見えます。「サンタンジェロ城」とは、イタリア語で「聖なる天使の城」という意味。お城の頂上で天使が剣をかざし、橋にも天使たちが立ち並ぶ、まさに名前の通り、天使に守られた姿が印象的です。サンタンジェロ橋を渡ると、エレガントな天使像が左右にずらっと並んでいます。この天使たちの真ん中を歩いて渡る感覚は、まるで天国への架け橋のような美しさがあります。ベルニーニとその弟子によって作られた天使像は、ベルニーニ本人が作った二体の天使像だけは、保存のため、現在置かれているものはレプリカです。本物はサンタンドレア・デッレ・フラッテ教会という教会にあり、オリジナルの二体の天使像が展示されています。かなり間近で鑑賞でき、しかも無料で入場できる教会です。

セーチェーニ鎖橋(ハンガリー)

セーチェーニ鎖橋(Széchenyi Lánchíd)は、ハンガリーの首都ブダペストに架かる美しい吊り橋です。設計と建設: イングランドの技師ウィリアム・ティアニー・クラークが設計し、スコットランドのアダム・クラーク(後にハンガリーに帰化してクラーク・アーダームと呼ばれる)の監督のもとで建設されました。橋は1849年に完成しました。全長と位置: セーチェーニ鎖橋は全長380メートルで、ブダペスト市内のドナウ川沿岸で最初に架かった恒常的な橋です。西岸のブダ地区と東岸のペシュト地区を結んでいます。名前の由来: 正式名称は「セーチェーニ鎖橋」で、建設プロジェクトを進めたセーチェーニ伯爵にちなんでいます。橋の両側には彼とアダム・クラークの名前を冠した広場があります。アイバーチェーン吊橋: セーチェーニ鎖橋はアイバーチェーン吊橋として知られており、チェーンを使用した特徴的な構造を持っています。この吊橋は、ハンガリーの歴史的なランドマークとして親しまれています。セーチェーニ鎖橋は、ブダペストを訪れる際にぜひ見学したいスポットの一つです。夜には美しいライトアップが施され、ロマンティックな雰囲気を楽しめます。